先日27日(日)シュベスターピアノのOB会がありました。
場所は発祥の地蒲田、創業者の墓参後の懇親会となりました。
東京工場時代が中心のOB会ですので、年齢は高くなりつつありますが調律師として活躍されている方々も多数いらっしゃます、今回は約30名の出席となりました。
最年長のO氏86歳。O氏は昭和11年入社で大戦の軍役の後もピアノ職人として活躍された大先輩です。
シュベスターピアノの黎明期を知る数少ないお一人ですが、このようなピアノ造りの諸先輩の生の話を聞くことができるのも歴史あるブランドと感じますね。
昨今もの造りの現場の空洞化がいわれておりますが、ピアノも例外ではなくヤマハ、カワイも海外に工場を求めております。ピアノは工業製品ではなく楽器です、楽器造りは文化です。今後、日本の手作りピアノを残すために私たちも協力してゆかねば、、、
考えさせられる1日でした。