それはスタインウェイでした
戦前のグランドピアノとお聞きしましたので緊張(どんな状態か、、、)と興味と期待を持っておじゃましました
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スタインウェイ&サンズ Mタイプ 横浜市Mさん宅
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昭和50年頃に塗装も含めて修復してありましたので状態は思ったほど悪くはなかったです
と言うよりはとっても歳を感じさせない音で驚きもありました
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1935~40年製
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ご主人のお父様はかつて音楽大学の教授をされておられ、お爺様が戦前に購入されたものだそうです
80年近い歳月が流れていますがMさん宅に親子四代に渡り鳴りつづけているのですね
最近は物の価値が少し見直されつつあり、ライフスタイルも変わり始めています
良いものを永く使う、そして壊れたら修復調整してさらに使う
ピアノの歴史が長いとは言えない日本でもちょっと変化があります
愛着のあるピアノをリニュアルして親から子へさらに孫へ、ヨーロッパでは当たり前のことなのですが
大量生産の時代から楽器としてのピアノ作り、日本の音を残しさらに進化させたいですね