昨年暮れに注文をいただいていたグランドピアノのケースの検品のため工場に行ってまいりました
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ひと月に一台がやっとの工房ですので、少し込み合うと数カ月待ちになってしまいます
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しかしシュベスターを指名してくれるお客様はそんな時間は気にしません、気長に待っていただいております
生涯をともにするピアノであるならそれはほんのわずかな時間かもしれないです
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完成を心待ちしてくれる人がいるということは、製作に携わる人間のモチベーションも上がります
こういった関係と空間で良いものは生まれていくのです
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G60 珍しい白木の状態のグランドピアノ
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21年のシーズニング響板使用の60号で海外からの注文です
「鳴りの良いピアノ」を想像させる響板と棚板の出来、との社長以下工場スタッフの感想でした